ドイツの学校には音楽の授業が「ない」!

ドイツの学校には音楽の授業が「ない」!

信じられないかもしれませんが、ドイツの学校には音楽の授業がありません。

そもそも、音楽なんてドイツには必要ない!らしいのです。

これは傍目からみれば大変不思議でしょうが、そもそも音楽は学校で習う「学問」なのか?これがドイツ人の考え方です。

音楽は楽しみである、娯楽である。それはビリヤードやトランプゲームとなんら変わりはない、というのが彼らの主張。

そういわれればそういう気がしますが、日本では違いますね。合唱、ピアノ、器楽合奏…これは学習発表会なんてものの一部ですから、日本人の教育の内容はとにかく多岐に渡っている、とおもわれるわけです。

では、一般のドイツ人はみんなクラシック音楽を聞いているのでしょうか?答えはノーです。実はクラシック音楽は生活の一部ではありますが、お金を支払ってコンサートに行くのはやはり一部の人。

日本のようにどこでも素晴らしい音響のホールがあるわけではありません。ですが、教会では毎週土日にミサがありますから、パイプオルガンや歌は聞こえてきます。

では、なぜドイツはいまだに音楽大国なのでしょうか?それは伝統だから。つまり、彼らは頑に歴史を残し、歴史のある建物は最後にはクラシックホールにしてしまおう、と考えているのです。

日本ではクラシックホールは新しく建てるものです。ですが、ドイツでは違います。新しい建物では音響がよくありません。ですから、数十年使ったプラネタリウムなどを、音楽ホールに改造して使います。

天井は高いし、音響はいい。おまけに建物はすっかり乾燥していますから、

響きはカーンといい感じです。つまり、どんな街にいっても数百年経っている小さな教会、古いホールがあるために、自然と一度そこで音楽を聞けば本物に触れることになるわけです。

これだから、ドイツは音楽大国。どんなにロックやポップスにはまっても、最後にはクラシックに戻って来るドイツ人。

 

やはり、これもガンコでかたくなな遺伝子のなせる技。教育ではなく、娯楽。これがドイツの音楽の原点なのです。

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